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4月からの授業も開始となりました。近年は1年生の留年も増えており、留年の深刻さを感じるこの頃です。以前であれば、2、3年で入塾される方が最も多かったのですが、数年前から、1年生の数がそれに迫る勢いです。理由としては、推薦で入られているため、基礎学力が足りないことがありますが、大学が進級基準を厳しくしていることも挙げられます。また他学部より編入で入られた方(特に文系)なども同様の困難な状況があると思われます。

多くの生徒さんが、当予備校に留年が決まってから入られますが、「留年する前に入り、未然に防ぐ」のが、最も合理的と思われます。これが最もコストパフォーマンスの高い留年防止法です。留年が決まって入ると、大学への留年の年間授業代+当予備校への授業代と二重払いになってしまいます。

もともと当予備校を作った基本の考えは、「当予備校に入塾すれば、留年する可能性を限りなく低くすることができる。年間の学費の半分以下程度で、留年しないで済めば、安いものではないか?」というものです。留年して入塾したら、大学と塾への二重払いになるだけでなく、留年限度数を超えないようにするために、予備校の授業代を半分以下で済ませることが厳しくなり、コストパフォーマンスが悪くなってしまいます。留年していいことなど、何もないのです。

何事もタイミングが肝要かと思います。コストパフォーマンス=タイミングです。留年してしまって、焦るのは愚かしいことです。焦るのにも、タイミングがあるのです。「時間とお金を、最も効率的になるように、タイミングよく使い、その結果努力の果実が最大化するようにするべき」ではないでしょうか?

 

今年度の薬剤師国家試験に関してです。

受験生の皆様、いかがでしたでしょうか。

難易度で言えば102回よりも、やや難といったところでしょうか。しかし、6年制に変化してから様々な試験問題が提起されてきましたが、今回の試験で求められている力ははっきりとしてきたのではないかと考えられます。

このブログを見てくださっている方々に、国家試験に臨む上で覚えておいて欲しいことを書いていきます。

 

まず、必須問題です。

例年通り、広く浅く、9割目指すつもりで勉強すれば、本番緊張しても十分に得点が可能です。この必須問題が十分に取れれば、合格にグッと近づきます。

 

そして理論問題です。今年の物化生は難化していました。しかし実際、難化と感じるのは物理でした。というのも化学は土台となる反応機構など基礎事項をきちんと理解していれば、大きく外れることはなく、例年通りの点数は取れるレベルであると考えられます。生物に関しては、問題文章が長く、実験やその原理を踏まえた上での考察問題が出ていました。このような考察問題を難しいと考えるかどうかは、これまでに思考力に準ずる訓練をこなしてきたかどうかで決まると考えられます。端的な知識問題よりも理解力と読解力があれば、むしろ点数は取りやすいのではないかと考えられます。

薬理、薬剤、薬物治療は例年通り。法規は若干、易化といったところでしょうか。

 

続いて、実践問題です。他の予備校では理論問題も含め、薬物治療が難化しているとの講評がされています。その理由は、青本や要点集に載っていないことが出たからではないかと思います。しかしそういった理由は、果たして妥当な理由なのでしょうか?5年次には病院、薬局実習があります。薬学実務実習は現段階での薬物治療や疾患に対する知識を学ぶ機会として、また、国家試験の実践問題対策として、非常に重要です。薬局において、「〜な相談を受けた薬剤師が勧めるべき薬は?」といった内容や、病院において、「〜な場合、どのような薬を勧めることができるか、どの薬物が原因であると考えられるか?」といった内容の問題が出されています。しかし、実は多くの人が真面目に実習を受けていれば、出会う内容であることが多く、かつ現代の医療・薬物治療で問題となっているテーマなどに敏感であれば、難なく分かる問題であると思います。

 

まとめますと、必須問題は例年通り、目指せ80点以上。理論問題に関して、暗記事項はもちろんだが、生化学等、考える力を鍛えること。実践問題は5年次薬学実務に真剣に臨み、現代の薬物治療と疾患・薬剤師としての対応の仕方・健康問題解決に向けて知っておくべき知識を身につけましょう。6年次での勉強においては、青本や要点集だけでなく、添付文書やガイドライン等を早い段階からきちんと読み込みましょう。

警告、禁忌、重篤な副作用に目を通す。抗がん剤やハイリスク薬等は用量・用法に目を通す。薬物相互作用の部分では、代謝酵素やその割合、代謝物の排泄経路や活性化となるのか不活性化なのか、半減期や分布のしやすさなど、私たちが学ぶべき知識はすべて添付文書にあります。

そしてどんな問題であれ、”薬”が問題の中心であり、薬理ほど重要な科目はありません。少しでも多くの薬を知り、その扱い方を学び、臨床上の役割をおさえてください。

 

 

お問合せが増えていますので、ご質問にお答えしたいと思います。

①授業はどのような形態ですか?ペースは?
ーご自身のペースで授業をしていけます。予備校は個室が10部屋ほどあり、講師と次回の授業はいつにするか決めてゆきます。いわば予備校で行われる家庭教師みたいな感じです。

②今年進級失敗したら、退学になってしまいます。大丈夫でしょうか?
ーお子様にモチベーションがあるかないかがポイントです。モチベーションあれば大丈夫です。

③薬学部で完全個室個別の予備校は他にありますか?
-ないと思います。

④国試について、今後どうなると思われますか?
ー個人的な意見です。来年は禁忌問題が入ることが決定しています。恐らく翌年かその次に完全相対評価に移行するのではないでしょうか。つまり足切りにひっかかっていなければ、全体の得点が65%を超えていれば、合格するというパターンが終わる可能性があります。完全相対評価とは、選抜型です。現在の歯科医師国家試験と同じパターンになるのではないでしょうか?65%取っていれば合格という基準が消え、上位層から合格が決定される形式になります。60~65%ぐらいが合格率になり、合格のトータル人数が決まっています。新設の大学数は旧設の倍ぐらいあるので、新設は壊滅的な合格率になるのでないでしょうか?もしまともに実施されたら、新設は上位層しか合格しないパターンになると思います。完全相対評価は、上位層には優しく、下位層には厳しいシステムです。消費税と同じと言えるでしょう。裕福な方は別に10%になろうが、15%になろうが、収入が多いので、問題がないのですが、下位層には、生活苦が直撃するパターンです。

さて、さきほど今年の国試で、連絡待ちをしていた生徒から連絡がありました。無事65%を超えていたそうです。海外旅行に行っていて、連絡するのを忘れていたそうです。試験結果は、こちらからなかなか聞く気持ちになれず、待ちで正直連絡がないと、ダメだったのかな?と心配してしまうものです。よかった、よかった。これで、本予備校の今年の国試は全員合格になりました(自己採点でミスしていれば別ですが)。まだ正式の発表はまだですが、皆さん旅行したり、寛いでいます。3月最後に歓送迎会を開く予定です。

再試に落ちていたと思っていた生徒さんが受かっていました。本日連絡がありあした。嬉しいですね。よく頑張りました。他の生徒さんも、進級パスの知らせが来ています。学校によって、基準に違いがあるため、一概には言えませんが、やはり進級支援は、普段の努力が最も実るところと言ってもいいかもしれません。今年は、金沢校が開校したので、地元だけでなく、北陸大学の薬学部の方からの資料請求やお問合せが増えています。やはり対面式の授業を受けたいという表れなのでしょうか。

ほとんどの大学で、後期試験の本試が終わった頃だと思います。一般的には2月の最初頃に結果が出て、2月の中旬に試験というところが多いのですが、愛知学院は早くて、もう多くの科目の結果が発表されていて、2月の最初から再試が始まります(早いですね!)。当予備校の生徒の結果は上々で、若干再試になってしまった教科はほとんど自分でやれる教科ばかりのようです。

当予備校の、生徒たちには、「学校が始まったら予備校の授業をスタートして、テスト前には、予備校の授業の回数を増やして、再試にしてよいのは、自分で対処できる科目だけにしておき、長期休みは予備校に通わずに、完全にオフにして楽しむのがいいですよ」、と入塾面談の時に言っています。やはり上手な勉強は、「他の人が休んでいる時に仕込んでおき、他が焦っているときには、リラックス&ポイントを絞って」というペースがよいようです。逆に普段勉強していないと、テスト前に焦ってしまい、やっても身に付きませんし、どうしても落としてはいけない科目を再試にしてしまったりして、長期休みを再試の対策に費やすことに使ってしまいます。すると疲れがたまり、休みがないまま、新学期に突入となってしまいます。

偉そうなことを書きましたが、私も締め切りが迫らないとなかなか、取り掛かれない性分なので、生徒の姿を見ながら、自分を戒めている最近です(笑)。

 

 

さて、愛知学院で後期のテスト結果が発表になりました。今年だけでなく、例年大量の生徒が落ちるのが、以下の2科目です(有機化学を除く)。愛知学院の生徒が、入学してから、初めて出会う、内容の重い、本格的な論述式のテストです。進級には、以下の2教科を合格するのが重要でしょう。

※薬物作用学Ⅰ
※機能形態学Ⅱ

〇上の2教科に共通するのが、単なる暗記が通用しない科目であることです。理解→応用が必要です。

〇論述の練習もしなくてはなりません。「薬学的観点から書く薬理作用とは~」「薬物作用の分子メカニズムとは~」。このような論述は、ポイントをおさえた上での論理的な書き方が必須。また書く練習が、知識の整理にも繋がります。学校の集団授業では、人数が多いため、なかなか個別に指導ができませんが、当予備校では、個別で記述の添削を毎回可能です。当予備校の生徒は全員、上記2教科のテストをパスすることができました。

 

 

推薦で既に入学が決まった方は、大学に入れたので、ゆっくりしている頃かもしれませんが、推薦で入学された方は、残念ながら基礎学力が足りないため、留年しやすい状態にあります。現在では、大学1年でも当予備校に入塾する方が増えています。一般教養の化学・生物・物理の指導を求める方が大半です。ですが、理想は、4月の入学前に、高校の理科科目を一通り復習しておくことです。

高校理科を復習しておくだけで、入学後の学習がスムーズになります。高校理科の知識が定着していないと、大学1年でも留年してしまいます。2017年には、2~6年は当たり前ですが、多くの1年で留年してしまった方が入学しました。1年で留年したら、2年以降が思いやられます。1年生での留年は間違いなく、高校理科の知識が定着していないためです。早めの対策が留年を未然に防ぐのです。学校が始まってしまったら、落ち着いて学習するのは難しくなります。

 

化学…理論化学&有機化学

生物…特に生態系

数学…微積分(物理・化学の計算問題で必要となる)

物理…微積分を用いた計算問題

薬学部の国試対策・進級支援 完全個室個別対応

 薬剤師国家試験の難化に歯止めがかかりません。薬学部、特に私立薬学部では、新規の生徒数を確保するために、国試の合格率を上げなくてはならず、進級基準を以前とは比較にならないほど難化させています。「進級は簡単」は過去の話で、「進級できるなら国試は受かる」という流れになってきているのです。

 今、薬学部が6年制に移行するときに設立された新設校の多くは試練にさらされています。旧課程において、化学Ⅱが大学入試に指定されていなかったため、生徒はなんと履修しないまま入学しているのです。化学Ⅱは薬学部で学ぶ学問を理解するには最低条件のはずです。

 また基礎学力が定着しないまま、専門の学習をしてしまっているため応用が効かず、いったん留年すると繰り返す傾向があります。

 当予備校では、プロ講師による完全個室個別指導を実施しています。生徒一人一人に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを実施するという理念を求めた結果、このような形態に至りました。

 「集団では自分は合わない」という方に完全個室個別授業はぴったりです。完全個室の個別指導ならば、どれだけでも質問でき、自分のペースで学習ができます。国試で必要とされている問題を解く上で必要な「理解」に繋げる学習に切り替えることができます。また完全個室なので、プライバシーは完全に守られます。「進級のための学習なので、できれば友達に知られずに通いたい」…このような生徒さんの要望にちゃんとお応えできるのも、完全個室指導ならではです。この学習スタイルこそが、アイフア名古屋の高い実績を生み出す基盤となっています。

 

 

6年になって、基礎が定着していないと、とてもではないですが、国試の問題は解けません。当然、卒試や国試の合格は厳しくなります。やはり5年までに、基礎(特に基礎系科目)を固めておく必要があります。5年の実習の間にも、実習ばかりだけではなく、定期的に時間を作って学習を進めておくべきです。6年になり、大手予備校の大学に介入した授業を受けても、集中した内容であることと、個別には行われないため、基礎の育成&確認とはなりません。さらに、国試浪人してしまったら、それこそ基礎を定着させる機会は失われ、丸暗記→不合格→記憶のリセットの繰り返し=多浪となってしまいます。毎年同じことの繰り返しで、最悪薬剤師にはなれなくなってしまいます。こうならないように、5年までに、基礎はちゃんと定着させましょう。