愛知学院では、4年のCBTが終了して1週間ほどで、総合演習があります。CBTがパスしても、総合演習を落としたら、自動的に留年になってしまいます。CBTはパスしてもて、総合演習を落としてしまい、何年も4年の留年を繰り返す方が多くいます。総合演習は手ごたえのある問題であるのは確かですが、とにかく苦手な分野を作らないことが求められます。
薬理の対策が大変。もし2年後期の薬理も落としていて、3年で再び履修するとしたら、3年の前期には2教科薬理があるため、
3年前期には、合計3教科も薬理を対策しなくてはならないはめになる。3教科のうち、2教科を同じ先生が担当しているが、残り1教科も
傾向が似ていて、まんべんなく聞いてくる出題。範囲も膨大。当然、対策するにも、時間が足りなくて、3教科全部には手が回らなくなる可能性が出てくる。やはり2年後期の薬理はパスしておきたい。
2年の有機化学をとっかかりに、苦手な分野を徹底的に対策します。有機化学が苦手な方は、まずはそこを中心に対策。盲点として、生物系が苦手な方が留年している方には多い印象です。特に分子生物学などを対策する必要があるのかもしれません。CBTの対策と同時に総合演習の対策をしなくてはならないため、今の時期からぐらいからは、苦手な人はスタートする必要があるでしょう。
愛知学院の総合演習は、一応国試とCBTの間と学校側に定義されているようですが、実際は国試に近いレベルです。疑問なのは、「なぜCBTが終了して、11週間後に総合演習を実施するのだろうか?」ということです。つまり、CBTの前に実施すれば、学力が足りない生徒を落とすことができ、CBTの実績は上がるはずですが、現実にはCBTが終わった後に実施しているので、CBTが合格した生徒も落ちている生徒が多くいることになります。もしCBTが合格しているが、総合演習が落ちたなら、5年で再試を実施すればよいのではないでしょうか?
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