コロナにより、授業開始が遅れる中、アイファでは、以前から在籍する生徒、新しく入った生徒とも、ほぼ8割が前期授業を、今週開始しました。
やはり、皆さん不安なのか、生徒さんの方から、早く始めて下さい、とリクエストしてくるのが、印象的でした。
このように、授業の開始が遅れるのは、今までで初めてではないでしょうか?
医歯薬の場合、最少の授業数に、最大の内容がギューギューに詰め込まれている状態なので、今5~6年の方は、ほっとされているでしょう。逆に言うと、1~4年の方は運が悪いですね。
国公立の中には、オンラインに移行していく大学も見受けられますが、それも学費が安いからで、私立の場合は、そんな簡単にオンライン授業に移行しないでしょう。まあ、どうしても追い詰められれば、オンラインに移行する可能性はありますが、ギリギリまでしないと思います。
今一番不安を感じているのは、生徒もそうですが、教授たちでしょう。「どうしよう。。。」と思っていると思います。前期の範囲を後期に持っていくことは、基本できないし、もしそれをやったら、ただでさえ後期がギューギューなのに、留年する人が激増してしまいます。
本当に、怖いのは、いったん授業が開始されて、途中でまたコロナが大学で発生して、また大学が閉鎖になることです。そうすると、前期のテスト範囲はどうなるのでしょうか?でもあり得ませんか?もう定期テストにしわ寄せどころの話ではなくなるでしょうね。
こういう不測の事態は、考えたくない気持ちは分かりますが、でも冷静に考えると、可能性はあります。解決法は、早めに開始して、蓄積を作っておき、もし大学に頼れなくなっても、なんとかなる環境を自分で作っておくことでしょうね。