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今年は、松山大学の薬学部の方々から、たくさんネットの個別授業のお申込みを頂いています。

オンライン個別授業は、現在日本全国の、アイファの教室のない地域の生徒さんたちが、数多く受講しています。対面授業を同じ効果を得ることができます。

松山大学(薬学部)は、留年数が信じられないほど多く、さらに言うと、9年までしか在籍できません。

松大は、この9年までしかいられないという縛りが厳しく、大量の退学・放校者が出ています。

もし毎年留年するなどのハンディキャップを背負いこんでいるとしたら、アイファのオンライン授業は大きな助けになるでしょう。

本日は珍しく、国試や進級支援とは違うことを書いてみたいと思います。

コロナウイルスです。

日本では自粛で、自分がコロナウィルスにかかったらどうしよう!と皆戦々恐々となっている状態です。

私は日本では、コロナウィルスに対する反応は過剰すぎると思います。結果として、自粛により、国内経済インフラが崩れ落ちている方が深刻でしょう。

これが続くと、企業の倒産→リストラの嵐になるでしょう。令和経済恐慌は間違いなくもうすぐ起きます。ほぼ全ての業種で倒産&リストラの嵐が起きるでしょう。そして多くの人が貧困化&食えなくなります。皆が知っている企業が潰れたりするでしょう。リストラはまずは非正規・バイトから始まり、正社員にも及ぶでしょう。早期退職もある意味リストラですよね。JR東海のような超メジャー企業でも、リストラの嵐になる可能性もあります。なぜなら今のままでは、ほとんどの業界が、固定費を抑えない限りもたないからです。

ですが、日本では、コロナウイルスは大したものではありません。日本の医療設備は整っているし、安く受けることが出来ます。免疫力を高める生活を推奨して、もし罹患したら、すぐに家で静養できる環境があればよいのです。

亡くなる大半は老人ばかり。現実、日本でコロナで亡くなった人数は美々たるものです。亡くなった大半は老人たち。老人たちが肺炎で死ぬのは、どの時代
でもそうです。これからもそうでしょう。これをテレビで言えないのは、厳しいですね。視聴者の多くは老人ですから。

しかしアメリカやヨーロッパではそうではありません。アメリカでコロナが蔓延するのは、比較にならないほど深刻でしょう。

私は、日本人が、コロナを恐れる最大の理由は、日本的な考えですが、「村八分」=社会的に抹殺されるからというのが本音ではないかと思
います。

次の理由は、非正規が増えているため、「2週間自宅にいるとしたら、私の給料保証はどうなるの?」と考えているからでしょう。確かに4割以上が、非正規になっていることがコロナを不必要に恐れる原因であるのはあるでしょう。

ではなぜイタリアでコロナウイルスによる死亡者が多いのかということですが、私の私見ですが、食べ物ではないかと思います。


イタリアでは、高カロリーの食べ物を毎日大量に摂取しています。あれだけ毎日食べると、必ずによいはずがありません。だから、身体に疾患を持っていても、免疫力が低い老人が増える。ウイルスに感染したら、あれよあれよという間に昇天。現在のイタリア人は、なるべくフルコースを食べないようにしています。昨年イタリアへ私は視察旅行をしましたが、やはりカロリーに注意して食事をしていました。

イタリアの食文化はいいが、身体にはよくないのが事実です。

韓国にも、コロナウィルス感染者が多いが、死亡者が少ない。イタリアと違い、ビタミン豊富な唐辛子を含んだものを食べているからでしょう。唐辛子は、寒い時には体を温め、暑い時には、身体を冷やす。つまり免疫力が高まる。

視察旅行で、韓国に行くと、毎日韓国料理でも飽きません。イタリアンは、毎日は勘弁して欲しいですね。

今年の武庫川女子の留年数は、過去最高でした。留年生クラスを作るほど留年生が溢れているのです。

持ち越し限度は、4科目までで、定期試験が難しいのが特色です。もともと学力的に高くないところに、定期テストの難易度は、関西地方でも上位レヴェルなので、推薦で入った方などは、ことごとく留年の憂き目に会っています。

(1,2年でよく落とす科目一覧)
(前期)
〇基礎生物Ⅰ
〇物理化学Ⅱ
〇分析化学Ⅱ
〇有機化学Ⅲ
〇薬用植物・生薬学
〇代謝生化学
〇分子生物学
〇細胞生物学
〇生理学

(後期)
〇物理化学Ⅰ
〇物理化学Ⅲ
〇天然物化学
〇生化学
〇免疫学
〇病原微生物学
〇基礎薬理学Ⅰ
〇基礎薬理学Ⅱ

大量に列挙しましたが、それだけ落とす人が多いということです。

1. まず物理化学を1年の時から落としていますから、ここを最初に対策すべきでしょう。

2. 次に有機化学Ⅲと生物系を対策してゆきます。幸いなことに、有機化学Ⅲは範囲が狭いため、早めに対策完了できるでしょう。次に分子生物を対策すべきです。分子生物を学習すると、生物の根本知識が理解できます。その流れで他の生物科目も攻略してゆくと、理解の伴った暗記ができます。

3. 留年しないためには、とにかく前期で1科目も落とさないことです。前期で落とすのはあり得ない。むしろ1科目でも前期に落としたら、留年にリーチになったと思って下さい。

薬学部が、有機化学が大事だというのは、共通認識なので、化学はまあ出来るとして、実は薬学部の学習は、生物が非常に大きな割合を占めるのを理解している一般の人は少ないと思います。

留年する人の多くは実は、化学というよりも、生物が苦手で留年している人が多いのが現実です。

なぜ留年する人が増加しているのか、そのメカニズムをお話ししましょう。

〇薬学部に入学する人は、まずは化学はしているとしましょう(偏差値50以下の大学には、化学も怪しい大学も多々ありますが、ここでは一般的な話をします。)

〇大学入試の時に、化学を選択しているために、化学は勉強してきているとします。

〇物理の方が、入学しやすいため、生物の知識が全くない方が、薬学部には多々います。

〇高校知識で、生物を履修していると、留年するリスクは下がります。

〇しかし、絶対に高校の生物を再履修しないといけないか、というとそういうわけではありません。

〇大学の授業の、「分子生物学」か「生化学」を徹底的に理解すれば、生物のメカニズムの理解ができます。

もし高校の生物の知識もないAND「分子生物学」か「生化学」の知識がないとしたら、致命的です。

もし両方の知識がないとしたら、→×薬理→×免疫学→×代謝となります。さらには→×衛生も派生科目として、理解できず、苦しむことになります。

例えば薬理で、「薬の名前をグルーピングして覚える」としても、作用機序つまり、「どこに作用して、どういう反応経路をたどって、疾病にきくのか?」
というプロセスが分からなくなるのです。

「薬理の授業を受けて、免疫反応の話を聴いたとしても、用語が分からないから、内容が理解できないマイナスのサイクルにはまり込んでしまいます。

愛知学院3年で、入塾する方々が今年は増えました。

多くは、生物系の科目で落としています。高校の時に、生物の知識がなかったのも大きい原因ですね。メカニズムを理解すること→暗記をする必要があります。

2年時と同じく、前期のうちから、後期の準備をしておく必要があります。そうしないと、後期科目で暗記量が多いものを、後期から開始していたのでは、間に合わないでしょう。

アイファには、3年の過去問(復元問題も含む)が揃っています。


3年で落としやすい科目は、以下のようになります。

(前期)
〇薬物作用学Ⅱ、Ⅲ
〇製剤学
〇薬品合成化学
〇公衆衛生学

(後期)
〇疾患病態学
〇医薬品代謝学
〇薬物治療学
〇天然物化学
〇微生物薬品学

パターン別に分けると、以下のようになります。

※薬理系・・・薬物作用学
※生物系・・・免疫、分子生物、代謝など
※生薬系・・・天然物化学
※有機系・・・薬品合成化学
※公衆衛生学系
※疾患系

また、2年の時の科目を持ちこして、3年に進級していることも多いですね。
特に
〇分子生物学(前期)
〇薬物作用学Ⅰ(後期)
〇機能形態学

などですね。

今年は、コロナウイルスのために、多くの薬学部で、入学式が中止となっています。そのため、オリエンテーション的なものがない状態で、いきなり授業に突入となっていきます。

オリエンテーション的なものは、大学によっては、行わない可能性もあります。

今年の新1年生は、今年からセンター試験がなくなるため、最も厳しい入試を潜り抜けたため、非常に優秀な方が多い印象ですが、推薦の方は例年よりも低い学力の方が多い印象です。そうすると、大学の定期試験なども、優秀な方に合わせて、推薦の方は、例年よりも落ちこぼれる可能性があります。

ベストは、入学前に、オリエンテーションを受けておくことです。そうすれば、不安は全て解消されます。


アイファでは、各大学の個別オリエンテーションを実施しています。

大学毎に、大学の方針、国試の合格率、定期試験の内容、各学年で学習する科目のデータ(教授毎)など多岐に及びます。

この個別オリエンテーション枠には限りがあります(前期募集の期間が終了と同時に終了となります)。

定員になり次第終了となります。

薬学部が4年制から6年制に移行した時に、横浜薬科大学はブラックな歴史をスタートさせました。

400人以上の生徒を、様々な方法を駆使して入学させ、7割程度を留年・退学・放校を出しまくり、2年から大幅に人数を減らしたのです。


2年からは大幅に定員を減らすのに成功(!?)したのですが、厚労省より倫理性のなさを指摘され、危うく薬学部の認可を外されそうになった過去があるのです。

2019年度の卒試では、前年度までの85%の合格率を、55%に急激に減らすことも行っています。理由はいろいろありますが、2020年4月からスタートする湘南医療大学(薬学部)を牽制するために実施したのではないか?という考え方もできます。つまりそれまでは、神奈川県で唯一の薬学部だったのですが、その地位が揺らいでしまうのです。

横浜薬科大学は、今後もブラックなことを続けてくれるでしょう。横浜薬科では、国試が今後も難化してゆき、とても横浜薬科の生徒の学力では、合格できなくなる可能性が高いため、さらなる留年数の増加を狙っているのは間違いありません。分かりやすく言うと、薬学部を卒業できない、国試免許を取れない生徒が大量に出るということです。

東海地方には、鈴鹿がありますが、そちらの方がましですね。鈴鹿は今後進級が厳しくなりますが、それでも浜薬(=ハマヤク、横浜薬科大学の省略形)のような、非倫理的なことはしないですね。

最近よく新1年の保護者の方々から、placement testについての質問をお電話で頂きます。

これは、全国の新1年の薬学部生が受けるものです。物理、化学、生物、数学のテストです。

受験している方なら、そこまで不安に思う必要はありません。

〇英語のテストの結果により、英語のクラス分けがされます。

〇英語は、A~Dクラスまであり、Dから順に、英語の出来がよかったクラスだったのですが、2018年度を例にとると、Cクラスの先生が当たりで、2020年度1年生は、Aクラスにその当たりの先生が来ると思われます(2019年度は、Dクラスが当たりだったため、恐らく次はAクラスかと思われます。あくまでも予想です。)

〇物理の出来具合により、物理基礎のクラス分け(正確にはクラス分けと言うより、どの先生の物理を受けるか指示)があります。

昨日に2019年度の進級結果の発表がありました。コロナウイルスのために、掲示板での発表ではなく、メールで届けられる形になっているようです。

2、3年の方の個別面談が多く、後期に大量の科目を落として留年しているパターンが多い印象です。

留年して入塾する方の場合、前期は2~3科目(0科目の場合も多い)、後期に5~7教科を落としているパターンが多い印象です。

電話でもお勧めしているのですが、

「前期からアイファに入り、落とした教科数の少ない前期のうちから、後期の科目も先取りして、前期科目と並行して対策していく」のがコツです。すると、後期になると、新しく取り組むべき科目が少なくて済み、確実に進級をすることができます。

アイファ名古屋では、愛知学院の生徒が最多になります。過去問&教科毎のデータが充実しています。進級支援には、必ず必要となるのが、これらのものです。愛知学院で留年数が東海地区の薬学部で断トツトップなのは、この過去問&データが入手しにくい&定期試験が教科によっては、国試並みに難しいところにあるからです。定期試験で求められているレベルは非常に高いです。

今回の面談は、前期募集のためのものとなります。定員になり次第締め切りとなります。次回の募集の後期募集は9月からになります。

鈴鹿医療科学大学で、ヘッドが代わり、進級基準が急激に厳しくなっています。今年の留年数も、例年から考えると、考えられないほど多く、アイファでも驚いています。今年は鈴鹿の方の入塾が非常に多く、聞き取りをすると、そのような背景がありました。今年から厳しくなると聞かされていて、実際にそのようになっているということです。2018年度のの愛知学院を思い出します。愛知学院の2→3年の留年数が、従来の40人が50人になりました。

鈴鹿の方で入塾された方の聞き取りをすると、1~3年が最も多く、多くの場合後期に大量に落としている様子です。次に申し込みが多い鈴鹿の方々は、CBT対策個別講座です。

来週、鈴鹿では、留年が決まった生徒を対象に、大学で個別面談が実施されます。アイファでも鈴鹿の方から、個別面談のお申込みが現在激増しています。

留年すると、父兄が呼び出しの形になります。お子さんは多くの場合、三重県の白子の大学の近くに下宿していることが多いのですが、ご両親が遠方からいらっしゃって大学に赴く形になります。アイファにも、個別面談のお申込みが殺到していて、お子さんの下宿にお泊りになり、翌日にアイファで、面談希望が方が非常に多い状況です。

お申込みの際は、お電話にてお願いします。予約制です。定員になり次第締め切りになります。

なお、このアイファでの個別面談は、2020年度の前期募集のためのものとなります。締め切り後の入塾の受付は、2020年9月からの後期募集からになります。