愛知学院(薬学部)の特徴は二つあります。
1.定期試験が、教科によっては国試並みに難しい。
2.生徒間に情報共有の雰囲気がない。
よって、本試でほとんどの生徒が落ちてしまうような教科が多数存在します。2年時の進級が最難関になり、過去のデータを見ると、2年では、学年の1/3が留年します(50/150人中)。
さて、前期で落としているようでは、話になりません。最も大事なのは、後期です。ここに対策が非常に厳しいほどの難易度&分量を持つ教科が、ぎゅうぎゅうに詰め込まれているのです。特に2年はそうです。
なぜそれほどまでに、愛知学院2年は留年するのか?上の2つの理由以外に、「2年の後期には特に厳しい教科が凝縮されて集められているから」という3つ目の理由があります。生徒たちは、通常年間の教科を意識して学習したりはしません。前期のうちは前期だけ、後期始まったら、後期のみという感じです。その流れで行くと、愛知学院2年の後期の教科は厳しい教科が目白押しということに気づきます。アイファでは、以前から、愛知学院2年で留年して入塾したら、前期のうちに後期の厳しい科目対策スタートをしています。
非常に対策が大変な科目として、2年では「微生物学」「代謝学」「機能形態学Ⅱ」があります。これらの教科は、先生が出さないため、過去問がありません。しかし内容的には膨大であり、プリントなども満遍なく記憶しないと、即落ちとなる傾向があります(特に代謝学。前期と先生が同じです)。
アイファでは、以前から上記の科目の復元問題作成をしてきましたが、今年は例年よりも、ぜひ復元問題を知りたいという声が強いので、より詳細な復元問題を作りました。問題傾向、問題数、実際に出題された問題などを、先輩たちから聞き取り、詳細にまとめたものです。やはりデータがあり、学習するのと、そうではないのでは、雲泥の違いがありますね。2年で後期に学習する教科数は膨大。。。留年するのは、データなしに学習するため、手が回らない科目が出来、それで留年するのです。
やはりデータなしには、無事に進級は厳しいでしょうね。