今は愛知学院では再試が行われています。本当は前期は限りなく落単科目を出さないようにして(=貯金して)、より大変になる後期に備えるべきなのです。
今回は、愛知学院2年で留年された方の、理想の落単科目の攻略法について、書いてみたいと思います。
自力で学習した結果、愛知学院2→3年の進級に失敗してしまい、アイファに入塾される方が、毎年多く4月にいます。
4月に入塾される方の場合、彼らの落単している科目には、だいたい決まったパターンがありますので、書いてみます。
(落単科目の一覧)
(前期)
〇分子生物
〇酵素
(後期)
〇微生物
〇薬物作用学Ⅱ
〇有機Ⅱ
〇免疫
〇生態代謝
これを見て分かると思いますが、多くの方が、後期に大量に落として、4月に入塾します。
アイファでは、4月に入塾された方には、後期の〇機能形態Ⅱと〇免疫を前期でアイファでやっておくことをお勧めしています。
というのも、後期の科目はどの教科も理解する量+暗記する量が半端なく、比較的時間のある前期に、後期に特に手がかかる科目(=暗記量が半端ない科目)を先取りしてアイファでこなしておくだけで、後期が楽になり、留年をする可能性が下がるのです。後期のことを考えないで、前期の科目のみで安心していると、後期になった時に、あまりの量の多さにショックを受けます。つまり全教科に手が回らずに、持ち越し科目5教科を超えてしまい、留年決定というパターンです。
問題は、8、9月に入塾される方の対応です。彼らはすでに多くの前期科目を落とした状態で入塾します。再試対策で入られる方もいらっしゃいますが、再試後に入塾されると、年間の持ち越し科目の数を超えていなければ、なんとか後期科目をアイファで指導して、一教科も落とさないくらいの覚悟で学習する必要があります。あるいは、再試が終了して入塾される方の場合、すでに持ち越し科目をオーバー=つまり留年が決定して入塾される方もいらっしゃいます。その場合は、来年のことを考え、後期でできる限り落単をしないようにする指導に切り替えます。いずれにしても、学習は早く開始するものが勝者です。大学の学習は「情報戦」です。塾を知るのも情報戦だし、過去問を手に入れるのも情報戦です。
こうすると、1人の力で進級することができないのならば、早く入塾して体制を作り直し、確実に進級できる土台つくりをするのが、最も賢い方法ということになります。