新カリキュラムになり、あの岐阜薬科で留年が大量に生まれています。
なんと2→3年で、約100名中10人程度が留年している事実。。。
国公立でも、大学によっては、私立化しているということでしょうか?
岐阜薬科大学は、東海地方では、名古屋市立大学、静岡大学と並び、三大国公立の薬学部です。
以前は岐阜薬科の留年者は、1学年100人のうち1人ぐらいでした(岐阜薬科の留年の方は、数年前にも、アイファにも入塾されていました)。しかし新カリキュラムになり、今では、1学年100人のうち10名程度が留年しています(2→3年)。しかも同一学年を何年も留年する方も多いのです。
3年の薬理学Ⅱなどでは、3年で薬ゼミの青本の薬理を授業でテキスト代わりに使用していて、3年生には、いきなり青本では非常に難しく、大量の落単が出ています。まだCBTの参考書を使うならば分かりますが、3年にいきなり青本(薬理)では。。。授業の設定の仕方に問題があるように思えてなりません。
岐阜薬科では、年間で3教科を超えると、留年してしまいます。また本試験で点数が一定の点数を超えないと、再試も受けれず、その場で落単が決定してしまいます。この点では、大阪薬科の新カリキュラム変更と似ています。ある意味私立よりも、厳しい進級基準と言えるかもしれません。
2年は、生理、微生物、病態生化学、薬物動態、有機化学演習などが難しいですね。
3年の前期に関して述べますと、薬理学Ⅱにおいて、昨年先生が代わり、傾向が大きく変わり、国試並みの応用問題が大きく出題されています。
単に過去問を活用するだけでは、合格できなくなったのです。
岐阜薬科大学は、もともと非常に優秀な大学。。。それがこんなに進級を厳しくされると、進級する方は100%合格できるようになるでしょう。そうすると、2019年から完全相対評価になってしまったわけで、私立大学は、この岐阜薬科大学の人たちと、戦わなければなりません。。。私が、私立薬学部生だとしたら、恐怖を感じてしまいます。相対評価は上位層が頑張れば、合格基準点は上がってしまうのです。もともと偏差値の非常に高い大学で、私立以上に厳しい進級基準にしたら。。。?合格100%でしょう。しかもこの人たちが頑張ってしまうために、国家試験のボーダーも上がってしまうのです。 上の学年の旧カリキュラムの人たちは、「本当に下の学年じゃなくてよかった。。。やばかった。。。」と内心思っているでしょう。
国公立でも、進級に悩んでいる方がいれば、当予備校は、強力なサポートをすることができます。お気軽にご相談下さい。
理想的な薬学部生の進級支援パターンは、いい先生に個別で教えてもらい、基礎からじっくりと、規則的に通塾し、大学が始まったらすぐに塾も開始して、テスト前はラストスパート、長期休みは再試にならないようにして、ゆっくり休むものです。 今の国試は応用問題が出るため、テスト前に過去問を暗記したぐらいではパスしません。普段からしっかりとした学習をするのが大事ということでしょう。