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当予備校の活用の仕方(入塾後の流れ)

よく「どのように予備校を活用したらいいのでしょうか?」という質問を受けます。ご質問が少しあいまいなので、具体的にお聞きすると、「当予備校に入塾して、後はどののような流れになるのでしょうか?」という趣旨のようです。

1~3年は定期的に当予備校に通塾して頂き、4、5は大手予備校が大学に入りますので、そちらに集中して頂き(4年のCBT対策は通って頂くのはいいですね)、6年になったら、問題演習をしていきますので、ペースメーカーとして活用して頂き、質問や、さらに上のレベルで理解をして頂くのに、当予備校を使って頂いたらいかがですか?」とお答えします。

基礎固めや理解を深める、最も大事な時期は、2~3年であると思います。この時期に国試で中心となる教科、難化している教科がほぼ勢ぞろいしていると、言っても過言ではありません。問題は大学に入学して、1~3年は座学系の理論的な科目が主となるため、当然生徒さんに面白いわけがなく、大学の過去問を丸暗記などして、強引にパスしようとする方が多いことです。進級の緩い大学だと、確かにそれでも上へ進むことが、今のところ可能かもしれませんが、それは4年のCBT、6年の卒業試験で必ず痛い目に会うようになっています。逆に2~3年をしっかりと理解して、覚えるものを覚えるという、応用の効く形で仕込んでおけば、後がスムーズにいくと思いませんか?

世間一般の方は、「まあ6年から国試の勉強始めれば、間に合うでしょう。」と思っていらっしゃるかもしれませんが、現実はもっと厳しいものです。実際に国試を受けることができるのは、厳しい留年をパスしてきた生徒さんのみなのです。留年を繰り返して、退学になってしまったり、転部してしまった方は、幽霊部員のような存在になっています(数に入っていません)。

ぜひ現役でストレートで、進級して下さい(もし留年してしまったら、それ以上はしないようにすること)。今一番厳しいのは、国試浪人になってしまうことだと思われます。毎年、国試が難化する中、来年合格する保証がなくなってしまうからです(翌年はより難しくなるため、昨年落ちた生徒がどうして合格できるのか?が普通の考え方です。浪人が合格するとしたら、本気でやり直すしかありません)。せっかく1200万以上もかけて、大学に通ったのに、薬剤師になれませんでした、では泣くに泣けない状況となります。