毎年、国試合格した当予備校の生徒さんに話を聞いていると、CBT対策をどれだけしっかりとやったかに尽きるのではないか、ということに話がつきるようです。つまりCBTをギリギリでパスして、進級するのは危険ということです。
CBTで落ちるのは、どの大学も少数になっていますが、簡単に合格できるからと、問題集を軽くしか対策していないケースが多いように感じます。問題集は薬ゼミのコアカリマスターがいいように思われます。コアカリマスターは青本と連動しているので、あれを徹底的にやるべきです(オレンジ本は、とっつきやすいのですが、内容が薄く感じます)(第5版以前がよいようです(第5版は一冊にまとめられ、分厚くなり、運びにくくなりましたが、内容的には、以前と同じなので、問題なしでしょう)。第6版からは、一問一答が消えてしまってしまい、使いにくくなっています。vol.4以前は、vol毎に、単元ごとに薄く三冊になっており、持ち運びにも便利でした。残念!)アイファでは昔から全ての版を揃えています)。
コアカリマスターと並行して行って欲しいのは、2、3年の時の、大学の授業の復習です。授業プリントを見直したり、定期テストを解き直したりすると、より一層理解が深まると思います。結局、4年の時しか、基礎からしっかりと学力を身に着ける時はないのです!
しかし問題があって、コアカリマスターを繰り返しているのに、なぜかCBTに落ちてしまったという方も中にはいます。調べてみると、答えを覚えてしまっているのです!それでは何回繰り返しても合格できません。答えを覚えるのではなく、プロセスを理解していかないと、いけません。コアカリマスターが自力では解けない方は、マンツーマンで指導してもらう必要があります。
コアカリマスターを、しっかりと対策すれば当然CBTに合格します。大事なのは、CBTに合格するのは、当然で、どれくらい余力をもって(=貯金を作って)合格できるか?なのです。それが青本を解くようになり、自力で解けるか?/ 卒業試験に合格できるのか?/国試に合格できるか?と連動してゆきます。卒試&国試に不合格になる方は、CBTをギリギリで合格した方が多いように思われます。つまり基礎力が足りないのに、進級してしまい、応用問題をひたすら解かなくてはならないはめに陥ってしまうのです。
CBT対策=国試の基礎力の養成。国試で難化しているのは基礎系分野。。。卒業試験に落ちたくない!国試にストレートで合格したいなら、CBT対策を全力でするべきではないでしょうか?