武庫川女子大学の薬理学Ⅰ・Ⅱは、2年後期に2つとも同時に開校されます。
試験も難しく、且つ範囲も膨大なので、薬理ⅠⅡは、3年生へ進級するための鬼門とも言われています。
薬理学Ⅰだけでも、履修範囲はとても広く(他大学でも同じですが。。。)、薬理学Ⅱも、同時に履修するとなると、膨大な量を暗記しなくてはならなくなり、非常に厳しいものです。
試験は基本的にマークです。内容としては、重箱の箱をつつくような問題が多く、基本事項を問い、点数を取らせる問題はなかなかありません。
例えば、「交感神経や副交感神経が各器官に作用すると、どうなるか?」という問題ですが、多くの大学は、平滑筋や心室の動きを問う基本的な問題を出題しますが、武庫川女子は、胃酸の分泌の増減を問うてきます(ほかの大学では流してしまうようなマニアックな内容です。)
他にもアゴニストの用量、反応曲線のような、薬理の最初で習わないような内容を平気で出題してきます。
私立大学は、はっきり言って、教授の趣味に付き合わないといけません。進級するためには。。。本当に理不尽ですよね。