名城大学1年の方で、先月から多くの方が入塾されました。
本試の発表が、2月3日なので、確実に落ちている基礎有機化学を中心に、再試対策を実施しています。結果が発表されたら、それ以外の科目も対応してゆきます。
(名城1年生が、よく落とす科目の一覧(・・・は苦手な分野))
(前期)
・化学系
・機能形態学
・物理
(後期)
・基礎有機化学・・・求核置換反応
・生化学・・・酵素、タンパク質
・機能形態学・・・諸神経
・物理化学・・・エントロピー応用
など
名城大学は、他の大学とは、どうカリキュラムが違うのか?と、よく聞かれます。
一言で言うと、
1年から、徹底的に専門科目をやらせます。1年から容赦なく落とします
機能形態、生化学、有機化学、物理化学の導入部は、国公立では、1年生の講義です。ですが、基本的に、国公立では、1年生は、一般教養がメインです。ですが、名城大学の場合、1年のうちから、かなり深く勉強させています(他の私大もその傾向ありますが、1年の専門度合いでは、愛知学院もやばいレヴェルですね。学院では、なんと定期試験で国試の問題を出題する教科もあります)。早くからこれからの薬理学や薬剤学などの勉強の基礎となる知識を身につけなくてはならず、かなり厳しいカリキュラムです(国公立から見たら、信じられないでしょうけどね。)
今は、相対評価への移行期間で、完全相対評価になっていませんが(第106回から開始)、現在の国試は、225点以上は全員合格、もし大きく難化して、225点を上回るものが少ない場合は、相対評価を用い。一定人数の薬剤師を確保する(一定人数の条件は非公開)となっています。この場合は、225点以下でも、合格者が発生します。
第106回から、新カリキュラムになり、完全相対評価に移行します。難易度も合格者の人数も全て、向こうが決めることになります。厳しいですね。。。
名城はそのあたりをよく分かっているのでしょう。