〇名城大学の「薬理病態」という科目は、1~6まであり、これらの理解が乏しい生徒が多い印象です。この内容自体が、CBTのZONE2のエリアなので、CBT対策も兼ねているため、これからCBTのある新4年生には、CBT対策の前準備として、最適の科目です。
〇「薬理病態」という教科に関して、毎年見ていると感じるのが、「ある程度の暗記は出来ているが、知識の整理ができていないため、適切な答えが出せない」生徒が多い印象です。
〇ですから、細かな作用機序まで説明することと、理解に流れを持たせることをすることで、スムーズな暗記に繋げることが出来るようになります。
(具体例)細かな作用機序
〇アムロジピンは、高血圧に適応を持つカルシウムブロッカーです。多くの生徒は、アムロジピンが、カルシウムブロッカーであることは知っているのですが、カルシウムを遮断すると、血圧が低下するメカニズムについては理解が出来ていません。遮断すると、何故血圧が上がるのかといったように、「なぜ」の内容まで理解していないと学校のテストでは点がとれません。細かく作用機序を覚える事で、自然と副作用も覚えることができます。
(アイファの授業の指導の流れ)
〇虚血性心疾患の原因となるものが、血栓が出来てしまうことなので、虚血性心疾患→抗凝固薬の順で授業をしています。もちろん学校のカリキュラムとは、少し異なりますが、理解を促進する上で非常に有効です。