他県の人には、あまり馴染みがないかもしれませんが、今回は姫路獨協大学について書いてみたいと思います。
姫路獨協大学の2年の留年数は20名(昨年)ですが、一学年の定員が極端に少ない大学であることは、あまり知られていません(ちなみに募集定員は150人)。国試の実績が悲惨であるため、誰も入学したがらないからです。2020年度入学者数がなんと34名!現在でも姫路で国試合格して薬剤師になれるのは、35%程度(以下?)と言われています。しかし、姫路では現在でも、低学年になればなるほど、入学定員の数が減り続けているため、きちんとした指導が成立せず、今後さらに国試合格者は少なくなるのではないでしょうか。薬学部の専門予備校で個別指導を受けながら進級するなら、まだ分かりますが、自力で進級するとしたら、2020年度の国試から相対評価ですから、悲惨な目に会うでしょう。。。(ちなみに、姫路獨協大学の法学部は、法科大学院を作りましたが、国試の合格率が0%になったため、法科大学院を廃止したそうです。他学部ですが、そこから伺いしれるぐらい、レベルが低い。地元の姫路では、姫路独協大学に対する評価はほぼ底辺レベルで、薬剤師国家試験の現在の全国平均が70%であることを考えると、姫路で35%程度合格と言うと、逆にすごい!と思えるそうです(笑))
以下の姫路の入学人数の現象を見て、どう考えられますか?
〇令和2年・・・34名
・・・
〇平成29人・・・入学数73人
〇平成28年・・・入学数49名
〇平成27年・・・入学数60人
〇平成26年・・・入学数85人
今年令和2年の入学者数は、34名ですよ!この激減している理由は!?ちなみに、標準修業年限卒業率(%)は、33.3~49.3%(ストレートに進級できる率)。
やはり薬剤師になるには、高額な学費と最低6年をかけなくてはいけないわけで。。。そうすると、入学者がまず見るのは、国試の合格率。やはり合格率の悪い大学には、基本入学しないですね。改めて、「国試合格率は大事だな」と思った次第です。