卒業研究と国試勉強の両立で悩んでいる薬学生が多くいます。
研究室に配属されてから研究が忙しくて、授業を休みがちになったり、テストでも成績が下がって再試験をたくさん受けることになってしまったと落ち込んでいます。
アイファでは、そのような薬学生に、「研究室に配属されてからも成績を落とさずに薬学の勉強を続けるにはどうすればよいか?」を考えています。
一つ目として、5年のうちに、物化生の基礎系科目については、過去問対策をある程度終わらせておくとよいかもしれません。具体的には、物化生の青問を終わらせておいたらどうでしょうか?しかし5年の間にこれを個人で実施するのは、就職活動に伴うインターンシップや実務実習があるため、実際問題難しいと思います。ですから、個別でこれらを5年の間に指導してくれる指導者を見つけて、それをペースメーカーにしながら、進めていくのがいいのかもしれません。
二つ目として、6年のタイムマネジメントをいかにうまく行うかを工夫することが挙げられます。研究に関しては、国公立大学の方が、厳しいのが現実です。その中で優秀な生徒を見ていると、隙間時間の有効活用や明確な勉強時間設定を行っています。隙間時間を活かすということですね。指導者を見つけるのではなく、個人で学習していくのなら、5年のうちに青本の基礎系科目を終わらせておくよりも、6年になってから、タイムマネージメントを活かして計画的に勧めていくほうが得策かもしれません。