過去問を分析する限り、名市よりも難易度が高い教科が多いですね。
名市大は国家試験相当の試験範囲に対し、愛知学院大は、教科毎に専門的な内容が出ているように感じます。
例えば、愛知学院の「機能形態学」を例にとって述べてみます。
例えば名市の同教科の解答としては、「電流の立ち上げに必要なイオン及びその静止膜電位は?」という問に対しNa+、-80mVなどといったものです。
それに対し愛知学院大では、「その電流図を書かせ、穴空きではなく長文で答えさせる問題」になります。
長文になると、覚えるポイントが曖昧になる分、難易度が上がります。
では愛知学院(薬)の生徒はどうしたらいいのでしょうか?
過去問と実際に出題されるパターンにはそんなに違いはない場合が多いので、「定期試験の過去問を集め、模範解答作成を講師が行い、配布するのが、最も効果的な進級支援でしょう。」
それにしても、愛知学院で、毎年多くの留年生が出るのは、当たり前ですね。
愛知学院で一番かわいそうなのは、定期試験の過去問&復元問題が手に入らない人でしょう。大学に入るまでは、知識量が少ないので、個人プレーでもなんとかなるのですが、大学に入学してからは、知識量が半端ないので、情報戦となります。情報戦=人脈力(勉強の出来る生徒とアクセスできる環境作り)です。留年を何回も繰り返していると、なぜ成績が悪くなるか分かりますね。「今年から先生が変わった」、「あの先生はこの分野が毎年出る」、「過去問これだよ」、「これ復元問題だよ」といった言葉が行き交わせることが出来る友人/知り合いに自分を囲ませることが出来るかどうかが、その方の大学に入ってからの進級における学力を決定するのです。大学に入って、勉強が出来ない人=孤立している(性格が悪い、留年繰り返してしまった)/自分の学力が低いので、勉強出来る生徒に相手にされず、周りに勉強出来ない生徒ばかりの人です。
人間関係はギブ&テイクで成立しています。自分だけ欲しがっていたら、周りからいい人脈は消えていき、相手にされなくなるでしょう。逆に勉強出来なくても、いろんな角度から、周りにギブをしようとする生徒は、重宝されるでしょう(過去問が手に入ったら、喜んでコピーさせてあげるなど)。
あなたは大丈夫ですか?勉強の出来る生徒に周りを囲ませる努力をしていますか?