1年(後期)でよく落とす科目は、有機化学、分析化学、物理化学です。
その3科目の過去問を分析してみます。
〇有機化学は、芳香族の問題が出題されている形ですが、使用している教科書が他大学とは違う比較的マイナーなテキストを使っているため、テストに出題される項目の順序がメジャーなものとは異なっています。
〇分析化学は、酸塩基滴定の基本的な問題です。これはゆっくりと理解すると、得点は比較的出来るようになると思います。
〇物理化学は、分子の結合が出題されており、軌道の紹介のところでは、先に波動の概念から習っており、詳しく学ぶなら、その順番が正しいと思いますが、それがかえって、難しく考えてしまう原因では?と思われます。薬学部は物理の専門を学ぶところではないので、まずは軌道の簡単なイメージから教えておくとよいでしょう。先生が物理のエキスパートでしょうが、それが薬学部生には必ずしも合わないということでしょうかね?
1年の過去問入手しました。物理化学はほぼ過去問通りです。物理化学の先生も「僕の目の前で過去問はやらないでね」と生徒に言っているようです。数字を入れ替えたり、そんな感じです。