数回前に、京都薬科大学側と学生側が対立しているという記事を書きました。
記事の反響は大変大きく、当予備校のブログの記事を元に、大学内だけでなく、近隣住民の方々からもSNSで反対の声が上がりました。
幸運なことに、京都薬科大学からコロナ陽性者が確認されたことで、試験を3週間遅らせることが決定されましたので御報告いたします。
私は思いますが、結局、知的レベルが高い学生は、基本リベラルで、「自分たちの不満を、自分たちの共同体の不満として
表現することに長けているなあ」と思います(これはコミュニケーションに長けていないと難しいです。一般的に今の学生は苦手ですね。京薬は京大のようで、これが上手ですね。賢い証拠です)。通常の大学だと、大学内だけの問題にとどまり、大学側に強行されてしまうのですが、生徒だけでなく、まわりの協力を呼び掛けることで、民意(=多数決)で、勝利を勝ち取るのは、知的な学生たちの特徴でしょう。むしろ、他大学のように、理不尽なことをされて、黙っているほうが、異常に感じるのは、私だけでしょうか(ほとんどがこのパターンですね)1年間200万もの学費を払い、理不尽な理由で、落とされる。。。基準がフェアならば、まだ分かりますが、今回のコロナのような状況下でも、通常と同じスケジュールで、大学に生徒を集めて試験を実施され、ツケは生徒側に来るわけで、生徒側が反対を表明するのは、当然と思いました。前期試験の3週間延長は妥当でしょう。十分な対策が出来ます。
いずれにしても、試験は3週間延期されたわけで、京薬の学生さんたちには、ぜひ頑張って欲しいものです。