京都薬科大学では、8/18から前期期末試験の予定ですが、オンライン試験ではなく、従来通りの対面試験で行われる予定です。
京薬生が集まっているSNSでも否定的な意見が多く、レポート評価に変更すべきだという声が大半を占めています。
多くの京薬生たちが大学に抗議しても「変更する気は無い」の一点張りで、京薬生たちは我慢の限界です。
さらに、大学が8/8〜8/17まで夏季休業、試験が8/18からということは、試験の方法について異論があっても、一切受け付けないという大学のあまりに横暴な方針が表れています。京薬生は大阪から通学している学生が多く、このまま対面試験を行えば、新型コロナウイルスのクラスターが発生してしまうことは目に見えております。
(大阪のコロナ罹患者は、一日で255人で過去最多(8/7の18時27分時))
アイファとしては、第2波を迎え、毎日コロナ罹患者数が増える現状において、大学側に慎重な対応をとるのを、希望します。京都薬科大学は、大阪から通学する生徒が多いため、他大学よりも、前期試験を大学に集めて実施すると、クラスターが発生する可能性が高いと考えます。実際に、愛知学院では、前期試験を開始してから、数日してから、コロナが、敷地内の短大から発生して、前期試験がなくなり、オンラインの試験や課題に切り替えました。
私は思うのですが、コロナという前代未聞の現象が我々を襲い、オンラインで授業が行われることになった以上、理屈的には、「前期は、全員パスさせるべきではないか?」と思います(課題ももちろん与えて)。ネット環境も、大学側にも、生徒の家庭的にも、不十分だったでしょう。。。コロナの時の進級は、生徒側には、ラッキーだったと考えれるのではないでしょうか?しかし、やがてワクチンが出来、コロナ現象が終息した時に、オンラインで、楽に進級出来た生徒は、「コロナ世代」と学力の低さを、揶揄され、国家試験などで苦労する可能性があります。特に今2、3年の方は、後々苦労する可能性があります。
今回は、個人的に「本当の学力は個人に委ねられるべき」では、と私は思います。自己責任ですね。2、3年に関しては、コロナが終息してから、どこかの地点で、進級試験を実施するのも、手かもしれません。しかし、第2波の拡大する現在において&生徒の多くが大阪から来ている京都薬科において、前期試験を実施は危険だと思います。
残念ながら、大学による一斉のオンライン授業は、諸刃の剣ではと思います。上位層は通学する必要がなく、効率的に学習する手段となります。しかし中位から下位層には、単なる怠ける手段と成り下がってしまいます。下位層は、大学からの一斉発信のオンライン授業には、ついていけません。大学での授業ならば、生徒も見られているので、最低でもノートを取ったりするのですが、オンライン授業では、怠けて、学習の出来る友人の家で、授業を見させ、自分はゲームをしたりしているのが、現実です。つまりさらなる学力の二極化が、起きるでしょう。しかしコロナ下では、大学側は、「時間稼ぎ、次への対面授業への繋ぎ」として、ネット授業にしているに過ぎません。大学は、集団オンライン授業には、限界があるのも重々理解しています。しかし、もし、このコロナが数年間続くとしたら、オンラインによる、試験を真剣に考えなくては、ならないかもしれません。今のオンライン試験では、カンニングありまくりでしょう。将来的には、カンニングなどされないオンライン試験教材の開発です。難しいでしょうが。それが実現されない限り、フェアなオンライン試験で、生徒を落とすのは、難しいと思います。
他大学でも、この前期試験で、試験はどう行われたか&成績評価の方法をまとめてみたいと思います。