愛知学院3年の過去問は流出が少ないのが現実です。つまり教授が生徒に渡す教科が少ないということです。
教授の判断で過去問を数年分頂ける教科と、頂けない教科に分かれます。頂けない場合は、実際に試験を受けた先輩たちが、覚えている範囲を書き留める復元問題に頼ることになります。
過去問が出ないと、大学によっては、試験中に、自分が覚えるべき問題を指定して、試験中に覚えさせ、終了後に覚えているものを書きだし、全体を完成させる場合もあります。出ない教科に関しては、毎年アイファでは、受験した生徒から聞き取りを行い、データを収集しています。
以下が過去問&復元問題の教科の一覧です。
(復元問題の科目)
〇薬物作用学Ⅱ・・・1~3年で先生が変わり、流出もなし。
〇生態有機化学・・・1~3年で先生が変わり、流出もなし。
〇公衆衛生学・・・1~3年で先生が変わり、流出もなし。
〇基礎感染症学・・・先生が変わったわけではないが、担当の先生が問題を出さない。
〇薬品合成化学・・・先生が変わったわけではないが、担当の先生が問題を出さない。
〇基礎薬物動態学・・・先生が変わったわけではないが、担当の先生が問題を出さない。
(先生から過去問を頂ける科目)
〇製剤学・・・2年分先生がデータを送ってくれました。
〇薬物作用学Ⅲ・・・担当する先生も変わらず、過去問を5年分送ってくれました。
(例外的な科目)
〇生薬学・・・配布はされていないが、オンライン授業で、過去問を画面に見せてくれながら、「こういう形式です」と説明があった。しかしそれ以上の説明はなし。
今年は、コロナで、いつもより不安を感じていますね。
前期試験は、7/15~29日(一部英語がある人は、30日まで)。今のところ、大学に集まり受験の予定です。
他大学に比べて、学院は早いですね。
しかしオンライン授業を受けていて、いきなり集まって、定期試験は、私なら、拷問か!?と感じますね(笑)。
オンライン授業ですと、中位より下の学力の方はだらけているのは、ほぼ間違いないですから。そして上位層は、コロナでより用心して対策してくるので、上位と下位では、とんでもない差が、今回の定期試験では出るのではないでしょうか?もしオンライン授業を受けていた生徒が、学校に集まる形態でテストを受けるなら、何度も同一学年の留年を繰り返す→放校になる生徒の数は、確実に増えると思います。
後に、中位より下の学生さんは、大事な期間をコロナにあい、不運にもオンライン授業になり、怠けてしまって学力が足りなくなった。。。という意味で、「コロナ世代」と揶揄され、国試で非常に苦労するでしょう。逆に上位層は、コロナでビデオ教材のために、より用心して学習するため、例年よりも学力が高くなるでしょう。つまり学力の完全な二極化が始まったと私は感じます。しかしコロナ初年度の、今年の6年生と1年生は、本当にかわいそうです。何も罪はないのに。。。ぜひ勝ち組の上位層に入れるように、努力をして頂きたいと思います。