有機化学の反応において、"曲がった矢印"がかけない、反応機構がかけないという人は多くいます。
電子の流れ、求核剤、求電子剤などをひとつひとつ理解して、勉強を進めて行けば、反応の原理は全て同じです。そこの理解が中途半端なため反応の種類が増えると苦手意識も相まってさらに有機が分からなくなっています。
1年の理論的な有機化学も理解しているのに越したことはありませんが、"曲がった矢印"さえ分かっていれば、2年以降で習う、アルケンやアルキン、ベンゼン環の反応などで困ることは無いでしょう。
先に反応機構への苦手意識を無くして、1年の有機の原理に立ち返るほうが、2年生で留年している人は効率的かもしれません。