広島国際大学薬学部は偏差値40程度で全国の薬学部と比較すると学力としてはかなり劣ります。それなのに、早々と薬学の専門科目である有機化学を学ぶのでつまづく学生が多いのが現実です。
有機化学は電子の動きが大事となりますので、高校三年生で習う電子の性質や電気陰性度について等の原子の性質を如何に理解しているかがミソとなってきます。しかしながらそこら辺の知識があやふやになっているため、有機化学の講義を聞いても学生全員が理解出来ていないと言う現状です。また研究室の活動にも精を出しているため中々、勉強時間の確保が難しい状態です。
2007年に広島国際大学は国家試験合格率は全国で第1位という快挙を成し遂げました。しかし現状にはからくりがあり、進級を厳しくし、卒業試験の難易度を上げ選抜したメンバーしか国家試験を受験させなかった為、合格率が跳ね上がったという事でした。その後は厚生労働省からお叱りが入り、少しは進級を緩くしたとの事ですが、それでも低学年での留年&退学は、今でも多いままです。
(当時は、400人以上もの学生を入学させ、2年の進級時には留年させて、半数近くにした、と噂が広島に広まっていました。ただ厚生労働省からお叱りが入った影響かどうかは分かりませんが、現在では入学者を絞っているようです。)
また他薬学部と比べても、推薦入試で入った学生が多いため、大学1年生時点での学力は実際相当低いのです。やはり低学年のうちにどれだけ周りよりも基礎事項を学習できるかが大事になるでしょう。それが出来なければかなりの確率で留年です。
安田女子大学は、綺麗な大学で、内部は壮観ともいえる建物です。安田女子大学薬学部以外の学部は進級が厳しくないので、少しうらやんでるようですね。
福山大学も、年々カリキュラム&進級基準が厳しくなっており、多くのお問合せがあります。