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最近よく新1年の保護者の方々から、placement testについての質問をお電話で頂きます。

これは、全国の新1年の薬学部生が受けるものです。物理、化学、生物、数学のテストです。

受験している方なら、そこまで不安に思う必要はありません。

〇英語のテストの結果により、英語のクラス分けがされます。

〇英語は、A~Dクラスまであり、Dから順に、英語の出来がよかったクラスだったのですが、2018年度を例にとると、Cクラスの先生が当たりで、2020年度1年生は、Aクラスにその当たりの先生が来ると思われます(2019年度は、Dクラスが当たりだったため、恐らく次はAクラスかと思われます。あくまでも予想です。)

〇物理の出来具合により、物理基礎のクラス分け(正確にはクラス分けと言うより、どの先生の物理を受けるか指示)があります。

昨日に2019年度の進級結果の発表がありました。コロナウイルスのために、掲示板での発表ではなく、メールで届けられる形になっているようです。

2、3年の方の個別面談が多く、後期に大量の科目を落として留年しているパターンが多い印象です。

留年して入塾する方の場合、前期は2~3科目(0科目の場合も多い)、後期に5~7教科を落としているパターンが多い印象です。

電話でもお勧めしているのですが、

「前期からアイファに入り、落とした教科数の少ない前期のうちから、後期の科目も先取りして、前期科目と並行して対策していく」のがコツです。すると、後期になると、新しく取り組むべき科目が少なくて済み、確実に進級をすることができます。

アイファ名古屋では、愛知学院の生徒が最多になります。過去問&教科毎のデータが充実しています。進級支援には、必ず必要となるのが、これらのものです。愛知学院で留年数が東海地区の薬学部で断トツトップなのは、この過去問&データが入手しにくい&定期試験が教科によっては、国試並みに難しいところにあるからです。定期試験で求められているレベルは非常に高いです。

今回の面談は、前期募集のためのものとなります。定員になり次第締め切りとなります。次回の募集の後期募集は9月からになります。

鈴鹿医療科学大学で、ヘッドが代わり、進級基準が急激に厳しくなっています。今年の留年数も、例年から考えると、考えられないほど多く、アイファでも驚いています。今年は鈴鹿の方の入塾が非常に多く、聞き取りをすると、そのような背景がありました。今年から厳しくなると聞かされていて、実際にそのようになっているということです。2018年度のの愛知学院を思い出します。愛知学院の2→3年の留年数が、従来の40人が50人になりました。

鈴鹿の方で入塾された方の聞き取りをすると、1~3年が最も多く、多くの場合後期に大量に落としている様子です。次に申し込みが多い鈴鹿の方々は、CBT対策個別講座です。

来週、鈴鹿では、留年が決まった生徒を対象に、大学で個別面談が実施されます。アイファでも鈴鹿の方から、個別面談のお申込みが現在激増しています。

留年すると、父兄が呼び出しの形になります。お子さんは多くの場合、三重県の白子の大学の近くに下宿していることが多いのですが、ご両親が遠方からいらっしゃって大学に赴く形になります。アイファにも、個別面談のお申込みが殺到していて、お子さんの下宿にお泊りになり、翌日にアイファで、面談希望が方が非常に多い状況です。

お申込みの際は、お電話にてお願いします。予約制です。定員になり次第締め切りになります。

なお、このアイファでの個別面談は、2020年度の前期募集のためのものとなります。締め切り後の入塾の受付は、2020年9月からの後期募集からになります。

昨年、今年の特徴ですが、1年の3、4月から入塾される生徒が一気に増えました。恐らくブログの影響だと思われます。ブログを読めば、大学内の本当の情報がある程度分かるわけです。そのような生徒の多くが愛知学院の薬学部の生徒さんたちです。

これらの生徒さんは、非常に成績がよく、皆さん学年の上位層になっています。

上位層になる方を見ていると、本当によく勉強します。アイファ名古屋の自習室に毎日のように来て、長時間勉強されています。

これらの生徒さんのほとんどが、合理的な学習の仕方をしています。

以下の特徴があります。

1)1年の3、4月から入ること=タイミングがよい
2)入学する前に、高校の理科3教科の復習をすること
3)長期休みには、次の先取り学習をすること

これらの生徒さんたちは、勉強ができるので、普段の学習でも、どんどん先の、応用的な内容をアイファで受けています。毎回のテストの度に、学年順位が上がってゆきます。

今の国試は昨年から相対評価になり、合格者の数が決められ、2、3年の専門科目を確実に身に着けた方が勝ち残る仕組みになっています。成績の悪い方は、このような方々と闘わなくてはならなくなったのです。

以前は、留年して入塾される方(一部は留年を避けるために先に入塾)がほとんどでしたが、今では非常に優秀な方々が増えてきたということですね。最後に勝つのは、このような方々でしょう。留年をしないための学習=国試が絶対評価の時代、大学の上位層を狙う学習=相対評価の時代ということでしょうか?昨年から相対評価になりました。留年するかもしれないとハラハラしている方は、もう国試に合格するのが厳しい時代になったのでしょうね。確実にストレートで合格するのは、毎回のテストで上位層を狙う生徒です。

京都薬科の定期試験の内容(有機化学)は、不必要に難しい。担当の教授によれば、「添付文書中には医薬品の化学構造式が記載されており、その構造式をみただけで薬品の性状を理解し、保存方法や薬品の併用可否の判断がすぐにできる必要がある。」とのこと。京都薬科で採用されている参考書であるソロモンで確認しても、記載がどこにも見当たらない。結局、ネットで調べたり、自主的に判断したりするしかない状態。(アイファの生徒指導では、生徒のノートの記載があったので、それで正答は判断した。)

それに比べて、大阪薬科の同系統の問題は、ソロモンから逸脱しない範囲でしか出題なし。つまり、自習でなんとかなる状態。正直、試験問題の過去問と参考書(+授業プリント)が揃っていれば、授業を聞かなくても充分な点数をとれると思われます。

それができないのが京都薬科の定期テストである。

試験問題の過去問、参考書、授業プリントが揃っていても、授業を聞いて必要な情報を得ていなければ解けない。さらに理解力がかなり必要とされる。丸暗記では解けないように工夫がなされている。(これは、過去問を生徒が得ている前提で教授が試験を作っているため。試験問題は公表されている。)

ここで京都薬科、大阪薬科、兵庫医療大学を比較してみることとする。

学校の偏差値の順で3校の大学を並べると、偏差値が高い順に京都薬科、大阪薬科、兵庫医療となり、大阪薬科を基準の100%とすると、京都薬科は200%、兵庫医療は80%といったところだろうか。同じ科目、同じ教授ではないので判断に難しいところだが、教える内容の深さからこう判断した。

兵庫医療では授業で解いた問題が試験にでる傾向が高いので、そこまで学習に困ることはない。(暗記で解けてしまう。)これが、兵庫医療の国家試験での合格率の低さに起因しているのかもしれないが、在学生を進級させようと思うと試験を簡単にせざるを得ない。(薬学部にも関わらず数学や化学を苦手とする学生が多いため。)

京都薬科大学は、偏差値的に高いが、進級は最も困難である。しかも京都薬科の学生の学力は二極化していて、上位層は問題ないが、低学力の生徒には進級は地獄としか言いようがない。大阪薬科大学は、定期テストで要求されるレヴェルは、標準レヴェルであるが、現在過激な進級基準の難化が起こっていて、お勧めできない。兵庫医療大学は、偏差値的には低いが、進級が容易であるが、国試の実績的にはこの三つの中で最も低い。

ここまで、定期試験の難易度について論じたが、これがどう国家試験につながるかを論じると、京都薬科では理解力が必要とされる京都薬科では、基本さえ押さえていれば国家試験の対策を特別していなくとも国家試験に受かるだけの実力を身に着けることが可能である。しかし、国家試験以上の学習を強要される。(薬学部の本質は国家試験に合格することではなく良質な薬剤師を生み出すことであるから当たり前ではあるが・・・。)
これに対して、大阪薬科や兵庫医療では、国家試験を超えるような学習は京都薬科ほど多くはない。基本から標準の内容が多い。これは国家試験を通るためには非常に無駄が少ない。(多少の教授の趣味は入ってくるが。)

薬剤国家試験が今後、難化する傾向は続くと思われるので、京都薬科の方針は評価できる。学生の頃は、楽な道があればそれに逃げてしまうのが大方であるので、ある程度の学力がある生徒であるならば、京都薬科でよいだろう。しかし学力が低い生徒も京都薬科には多くいるのも事実である。学力が低い方々は、学年が上がるにつれて、病む可能性がある。

最後に思い切った提言であるが、もし現在京都薬科の低学年で、どうしてもついていけないと判断したなら、早めに退学して、兵庫医療大学の薬学部に行くのがいいのかもしれない。そしてアイファに通塾すれば、京都薬科で要求されている不必要な=国試に出ないような訳の分からない定期試験に悩まされることもなく、国試に直結した内容を、2、3年で学習できると思われる。ただし、そのような人は、自力で兵庫医療で進級するだけでは、国試に合格できないだろうから、専門予備校の個別の進級指導は必須だろう。

(鈴鹿)(2019年度のデータによる)

・1年→2年→3年が、定員約100名のうち、毎年5名程度しか留年しません。4年のCBTの本試で11人落単、再試で6名落ちました(鈴鹿のCBT点数は72~74点。全国平均は77点(2019年度))。
・2019年度は、卒業試験が、ストレートに進級した約80人のうち2~30名が落ち。
・ヘッドが代わり、今後は急激に難しくなる模様。予想では、卒業試験を半分程度落とし、他の学年はそこまで留年させないが、6年まで上げて、最後に落とす方法(他の学校のように、低学年で大量に留年させると、退学になってしまったり、辞めてしまう可能性があるため。)
・鈴鹿が比較的進級ができるのは、ほとんどの科目で定期試験は回収されないため(過去問の入手も比較的容易で、定期試験もほぼ過去問と同じ傾向のものが出題される。)
鈴鹿は進級が出来ても、学力が怪しいので、国試既卒になると、非常に苦労することが予想される。

愛知学院は鈴鹿よりも、偏差値も高く&優秀な学生が集まっているが、低学年での留年数が極端に多いのは、以下の三つの理由でしょう。

1)多くの定期試験が回収される
2)過去問を持っている人は、なかなか他に渡さない
3)定期試験の難易度が国試に近い

鈴鹿は6年まで上がっても、卒業試験で今後は半分落とされる、愛知学院は低学年で大量に落とされる。。。愛知学院の方がいいですね。

アイファ名古屋は、愛知学院の過去問の収集に、特に力を入れています。

アイファ名古屋は、鈴鹿の既卒の個別サポートにも、力を注いでいます。

偏差値・学費・入試・留年・教員・留年率・オープンキャンパス・合格率

今年は再試から多くの方がお申込みをされ、昨年より定員枠が少ない中でのスタートとなりました。

3/1現在残り50%の定員枠となっています。


定員に達し次第終了となります。次回は2020年・9月からの後期募集となります。

(よく聞かれる質問)
〇「アイファさんでは、コマ数は決まっているのですか?」
 →「いいえ、コマ数は生徒さんが決めることができます。よって年間いくら学費かかるかは、ご自身でコントロールすることができます。」

〇「完全に個別ですか?」
→「完全に個別です。」

〇「アイファさんと、他の進級支援予備校の違いは?」
→「完全個別、一流のプロ講師陣、各大学の定期試験のストック+各教科のデータ作成など特徴はありますが、特に過去問やデータ類は他の予備校にはないでしょうね。アイファが最も力を注いでいるのは過去問などのデータの収集です。その意味で地域の大学に根差した専門予備校ということでかなりユニークなのではないでしょうか?」

〇「どの大学の生徒さんが多いですか?」
→「名古屋校では愛知学院、大阪校では京都薬科、横浜校では横浜薬科大学です。」

〇「今入塾している生徒さんで、新しい傾向は?」

→「鈴鹿の生徒さんが増えていますね。特に2、3年生です。」

〇「自習室はありますか?」
→「個室自習室です。好きな時に学習できます。特に下宿している生徒さんに向いていると、思います。定期的に学習する習慣をつけることができます。また受業の前に早めに来て自習されている方や授業終了後に残って自習していく方など、ご自身にあった使い方をされていると思います。」