最近、よくタイトルのような方々からお問合せを頂きます。結論を言うと、CBTのコアカリマスターを復習して、青本を対策するのが、一番早いと思います。同じ薬ゼミ出版ですし、二つの参考書の間には相関性があります。時間を無断にしてはいけません。
今、青本をやってみたところ思ったように解けないということは、CBTレベルの学力がちゃんと定着していない可能性が大です。CBTに合格したから、定着していると勘違いしてはいけません。CBT対策の問題集をちゃんと理解できているか?CBTにパスするなんか当たり前で、どれくらいの高得点で合格できたか?が問われているのです。 コアカリは単にCBTに合格する以上のレベルなのです。大学がCBTの合格基準を低く設定していて、それにパスしたから、CBTレベルの学力が本当に定着していると、勘違いしてはいけません。まずいのは、CBTをギリギリでパスして進級した人なのです。
ご自身でコアカリをやり直して、青本が解けるならば問題ありません。もしそれでも青本が解けないなら、個別のマンツーマン授業を受けるとよいでしょう。コアカリマスターの答えを覚えてしまっていて、ただ繰り返しているだけかもしれません。プロセスを理解して、解かないと、丸暗記では意味がありません。当予備校の指導ならば、最短で基礎から学力をつけることができるでしょう。
まだ今の時期からスタートするならば、辛うじて間に合いますが、秋や冬からだと遅すぎます。
覚えておいて欲しいのは、2020年1月に実施される国試は今年と同じ流れを汲んだものになると思います(ですが相対評価になって2年目なのでまた難化する可能性はあります)が、2021年1月に実施される国試は新カリキュラムなので、今までになく(半端なく)難化するのはほぼ間違いないと思います。そうすると、もし来年国試に落ちたとしたら、翌年に合格できる可能性は限りなく下がります。最悪なのは、今年卒業試験で落とされてしまい、2020年1月の国試を受けることなく(!)、2021の国試を初回の受験として受ける羽目に陥ってしまうことです(そうすると何年浪人しても、薬剤師になれない可能性もあります)。
ということは、もし今6年生なら、何がなんでも2020年1月の国試で合格しておくべきだと思いませんか?